WordPressの保守引き継ぎを上手くするコツ

「WordPress保守の引き継ぎが必要だ」
「WordPressの保守を依頼したい」
「今の保守業者から切り替えを考えている」

いままでWordPressサイトの保守管理をしてきたけれど、WordPress保守を他の担当者 (エンジニアや外部パートナー) や専門保守サービスに任せたいとお考えのサイトオーナの方 (個人事業者) や企業の担当者の方に。WordPress保守の引き継ぎをスムーズに行うときに押さえておくべきポイントを解説します。

今まで行ってきた保守作業を洗い出す

今までどのようなWordPress保守を行っていたか、事細かに保守作業を洗い出しましょう。
今後、他の担当者や専門サービスに任せるにあたって、どのような保守をしてもらうのか、あらかじめ整理しておきましょう。

今まで起こった障害や不具合の履歴をまとめる

これまでにWordPressサイトの障害や不具合に遭ってきて対応してきたと思います。
運営しているWordPressサイトは、これからも同様な障害が起こりやすい傾向・性質をもっています。
どのような障害が起こったことがあったか、必ず振り返って確認しましょう。

今、現在抱えているWordPress保守上の課題を把握する

WordPress保守をしている中で解決する必要がある課題を把握しましょう。
例えば、社内から頻繁に同じような質問を受けたり。相談に乗っている中から課題が分かる場合もあります。
その課題に取り組むことによってこの先、安定したWordPress保守運用ができる環境に整えられるようになります。

特に外部パートナーや専門保守サービスに任せたいとお考えの場合は、社内で解決できなかったことが解決することがあります。相談に乗ってもらい協力を求めるためにも解決したいことを持っておきましょう。

今後、WordPress保守面で解決したいこと、取り組むことをまとめる

WordPressサイトの運営は、ビジネス機会獲得など何らかの成果を求めていると思います。
今後達成したい将来像を持って取り組んでいるかと思います。
WordPress保守は、その基盤になります。
その基盤が確かなものになれば、その成果達成も近づきます。
保守だけに焦点をあてず、少し広い視点を明確に持ち、積極的に取り組むことを持っておきましょう。

引き継ぎ先にWordPress保守状態・要望を的確に伝えよう

最後に以上のことを簡潔にまとめたドキュメントを作成するなど言語化して
引き継ぎ先の担当者や専門サービスがスムーズに保守作業に入れるように伝えよう。
課題意識を共有することで引き継ぎした担当者の能力を引き出すこともできるようになるでしょう。

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